太郎
おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊
世界からの金融制裁から逃げるため、ロシアルーブルが仮想通貨に流れ込んでいる🤔
日米欧によるロシアへの金融制裁の影響で、ビットコインを中心とした暗号資産(仮想通貨)の価格が急騰している。
ロシアルーブルなど、海外との取引が制限された通貨の代替となっているのが一因だ。
欧米政府は制裁の抜け穴になるとして交換所に売買の制限を要請しているが受け付けない交換所も多く、懸念が増している。
ビットコイン13%上昇
3月2日のビットコインの価格は約4万4000ドル(約506万円)と、国際決済網の国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの一部銀行を排除することが決まった2月26日と比べ13%上昇している。
世界的に株式などリスク資産から仮想通貨に一時的に資金を移す動きが活発化しているほか、ルーブルやウクライナの通貨フリブナ建ての取引が急増しているためだ。
時価総額でビットコイン>ルーブル
情報サイトのコインマーケットキャップによると、ビットコインの時価総額は1日時点で約8200億ドルと、ルーブルの6380億ドルを超えた。
ブロックチェーン調査会社カイコの調べでは、2月28日の世界のルーブル建てビットコインの1日の取引量は10億ルーブルを超えた。
以前は2億ルーブル程度で、ロシアがウクライナに侵攻した2月24日直後から増加している。
仮想通貨テザー、取引量1日20億ルーブル
米ドルなど法定通貨と価格が連動する「ステーブルコイン」の一つで、ドルにひも付くテザーのルーブル建て取引量は足元で1日20億ルーブル超と、侵攻前の10倍に増えた。
ウクライナ政府は仮想通貨での寄付を呼びかけている。
金融制裁でルーブルは外貨と交換しにくくなっているほか、戦禍のウクライナでは銀行送金が難しい。影響が及ばない仮想通貨に資金が向かっている。
制裁の抜け道に
制裁の抜け道になることへの懸念も高まっている。
米バイデン政権は1日、制裁回避に仮想通貨が悪用される状況に積極的に対処すると表明した。
ウクライナのフョードロフ副首相は世界の交換所に「政治家にひも付いたアカウントだけでなく、ロシアの一般ユーザーの利用を妨害することが重要だ」とロシアからの利用禁止を要請したと明らかにした。
暗号資産の交換所は規制に否定的
ただ、規制に否定的な交換所は多い。ケイマン諸島籍で世界最大の交換所バイナンスは政府高官など制裁対象となった口座の凍結に協力する一方「人々の暗号資産へのアクセスを禁止することは暗号資産の存在理由に反する」とコメント。
米コインベースなども現時点では同様の対応を取るとしている。
ロシアは仮想通貨のマイニング量が世界3位
「ケイマン諸島やインド洋の島国セーシェルに籍をおくなど、欧米諸国の規制が届きにくい交換所は数多くある。
マイニング業者に出資してビットコインを手に入れるなど、交換所を通じずに売買することもできる」とマイニング事業者のOWL香港の本名正博取締役は指摘する。
ロシアは2021年8月時点で仮想通貨のマイニング量が米国、カザフスタンに次いで世界3位と多い。
ロシア政府などが制裁の抜け道として利用
政府などの公的機関が制裁の抜け道として利用しているとの見方は多い。
欧米の主要企業で仮想通貨で決済できる企業は少ない。
企業間決済の抜け道になっているケースは少ないとみられる。
ただ「中長期的には反米の国々で仮想通貨決済が広がることはあり得る。
中央銀行デジタル通貨(CBDC)での決済圏拡大も急ぐのではないか」と野村総合研究所の木内登英氏は話す。
所見
金融制裁もSWIFTというアナログなシステムの規制にすぎない。
新しい技術の暗号資産は規制ができない。
皮肉であるが、ロシア・ウクライナ問題がきっかけで世界で暗号資産やCBDCが急速に普及するかもしれない。
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[…] 暗号資産が急騰 金融制裁で代替需要、ロシア包囲の穴か⁉️ メガバンク… ABOUT ME メガバンク太郎 とあるメガバンクで働く15年目の中堅行員です。30年目(51歳)では別会社に出向(給料激減)する運命の業界、それまでにFIRE※出来ないか真剣に考えるようになりました。 妻、子供5人の大家族で生活費もかさむ中、少しでも収入を増やすための「自己成長」、無駄遣いをしない「倹約」、お金を増やす「資産運用」の3つの軸で自らを律する為にブログを始めます。 ご覧になった方へ少しでも有益な情報にするためにも、精一杯がんばります。 ※Financial Independence, Retire Early=「経済的自立と早期リタイア」 BLOG:https://salaryman-of-megabank.com […]