太郎
おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊
三菱UFJ銀行は20日、従業員の賃金と賞与を合わせた「総支払額」を前年度より1%上げることで労使が妥結した。
三菱UFJ銀、実質3.5%を超える上げ幅
昇格や登用に伴う賃上げ分を考慮すると、実質的に平均3.5%を超える上げ幅になるという。
政府は企業に3%以上の賃上げを求めており、三井住友銀行とみずほ銀行も同水準の確保に向けて検討している。
ベア廃止、総支給アップの交渉
三菱UFJ銀は賃金を一律に底上げするベースアップを廃止し、2020年度から賃金と賞与を合わせた総支払額に基づく交渉に移行している。
今回は前年度比1%の引き上げを求めた組合の要求に経営側が満額回答した。
成果を反映した処遇で従業員の意欲を高めるとともに、足元で物価上昇の懸念が強まっていることにも対応する。
みずほ、三井住友も同水準を検討
みずほと三井住友の両組合は賃上げの要求は見送ったが、会社側は業績連動型の報酬や昇級・昇格を含めた実質的な賃金で三菱UFJ銀と同水準の確保を検討している。
新型コロナウイルスの流行で経営環境の不透明さが増した21年度は、3メガバンクの従業員組合はそろって賃上げの要求を見送った。
金融界では3%以上の水準を意識
すでに日本生命保険は賞与を前年度から3%上げ、定期昇給を含めた年収ベースで3%を超える水準で労使が妥結した。
大和証券グループも国内の従業員を対象に給与と手当の合計で平均3.5%程度の賃上げを実施する方針で、金融界では3%以上の水準を意識した対応が広がっている。
平均賃上げ率2.11%
連合が公表した春季労使交渉の12日時点の4次集計によると、賃上げ率は加重平均で2.11%と前年度より約0.3ポイント高い水準だ。
2%を超えるのは新型コロナの感染が広がる前の19年度以来となる。
所見
三菱UFJ銀行は、一律ではなく、成果を上げた人に給料を上乗せする方式。
1%アップとなるが、昇格・登用もなかった場合は上がらない人もいる。
1%でも上がるのは有難いが、このペースであればインフレに勝てない。実質目減りと同じ状況か。