太郎
おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊
やっとワクチンが普及した後に、感染力が強い変異型が増えている。
コロナとの戦いは終わらないかもしれない🤔
南アフリカの国立伝染病研究所などは25日、同国で新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン」を確認したと発表した。
ウイルス表面の突起状のたんぱく質「スパイク」に多数の変異が生じており、感染力が強くワクチンが効きにくい可能性がある。
英国などが相次ぎ南アや周辺国との直行便を禁止するなど、各国は警戒を強めている。
変異ウイルスが増加傾向
南アの保健当局は新たな変異型が22件確認され、検出される割合は増加傾向にあると明らかにした。
同日に確認された新型コロナの全感染者数は2400人超で、500人を切っていた今月中旬から急増している。
新たな変異型は11月に南アの隣国ボツワナで初めて見つかり、香港やイスラエルでも確認された。
26日にはベルギーで国外からの帰国者に感染例が確認され、欧州にも広がっている可能性がでてきた。ファンデンブルッケ保健相が同日の記者会見で明らかにしたと現地メディアが伝えた。
「スパイク」が30カ所以上変異
感染者はワクチン未接種で、22日に陽性反応が出ていたという。新たな変異型はウイルス表面の「スパイク」に30カ所以上の変異が起こっている。
スパイクは人の細胞に感染する際に働くもので、ワクチン接種でできた抗体が攻撃する標的になる。
変異でスパイクの構造が変化すれば、感染力や免疫の効き目に影響を与える可能性があると考えられている。
英ケンブリッジ大学のラビ・グプタ教授は「変異は(感染防御で働く)中和抗体の結合に影響を与えるものが多く、ウイルスの細胞への侵入能力を高めたり、細胞同士を融合させて細胞間の拡散を可能にしたりするものもある」と指摘する。
南ア国立伝染病研究所は26日、ワクチンによる免疫が新たな変異型に対して部分的に効かない可能性があるものの、重症化を抑える効果は高いとの見解を示した。
感染力が高い可能性
感染力の強さをうかがわせるのが香港のケースだ。最初に確認されたのは11日に南アフリカから到着した36歳の男性。
到着直後の検査では陰性で、ホテルでの隔離に入り3日目の検査で感染が判明した。
2人目が10日にカナダから到着した62歳の男性で、最初の感染者のはす向かいの部屋で隔離され、18日に受けた4回目の検査で感染が判明した。香港政府はホテル隔離中に2人目が感染したとみている。2人とも米ファイザー製ワクチンの2回接種を終えていた。
各国、水際対策へ
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は26日、アフリカ南部からEU域内への航空機の乗り入れを一時停止するよう加盟国に提案すると表明した。
EU全域でこの措置を実施できるよう全27カ国に早期承認するよう求める。
英政府は25日、南アと周辺の計6カ国から直行便を禁止する考えを明らかにした。
シンガポールやマレーシアも26日、南アや周辺国からの渡航を原則禁止すると発表した。
日経平均747円安、新変異型を懸念、NY株、一時1000ドル安。
26日の東京市場で日経平均株価は前日比747円安の2万8751円で取引を終えた。
米株式市場ではダウ工業株30種平均の下げ幅が一時1000ドルを超えた。
南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異型が検出されたと伝わり、経済再開が妨げられるとの懸念が世界に広がった。
リスク回避の流れは外国為替市場にも波及し、一時1ドル=113円台前半まで円高・ドル安が進んだ。
日経平均の下げ幅は、米国で利上げの前倒し観測が高まった6月21日(953円安)以来の大きさだった。
東証株価指数(TOPIX)の全33業種が下落した。日本航空が一時7%下げ、ANAホールディングスも同6%下落。京成電鉄は終値で6%安となった。
海外市場でも香港のハンセン指数が3%下落し、10月上旬以来の安値をつけた。シンガポールや台湾、インドなどの主要指数も軒並み2~3%程度下げた。
欧州株も下落して推移。ドイツや韓国をはじめ世界的に新型コロナの感染が再び広がるなか、高い感染力を持つ恐れがある変異ウイルスへの警戒が強まった。
週末を控え、リスクを圧縮する動きは幅広い資産に及んだ。中東産ドバイ原油が3%安となったほか、下落が続いていた円も売り持ち高を解消する取引が出た。
所見
変異ウイルス『オミクロン』にワクチンが効かず、感染力が強かった場合、
コロナとの戦いは、また振り出しに戻る。ロックダウン・緊急事態宣言が出され、飲食や旅行業界はまた営業できなくなる。
ワクチンと変異のイタチごっこになり、コロナとの戦いは、ずっと続くのか。
コロナ禍で飲食店4.5万店舗が閉店、詳しくはこちら
[…] […]