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バフェット氏の極意 「揺るがぬ哲学+柔軟性」の二刀流⁉️

メガバンク
太郎

おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊

投資の神様、ウォーレンバフェットが行う運用ポートフォリオはシンプル。

真似できるか🤔

2021年末でのバークシャー・ハザウェイの運用ポートフォリオを見ると、揺るがぬ哲学と変幻自在の柔軟性を併せ持っていることが分かる。

運用資産の半分はアップル株

16年に始めた米アップルへの投資。当時の株価は伸び悩んでいたが、バフェット氏はiPhoneなどのブランド力に改めて注目して触手を伸ばした。

21年の持ち株数は20年末から変化はないものの、ポートフォリオ全体に占める比率は約46%と3ポイント上昇した。

バークシャーにおけるアップルの重要性は高まっている。

2月26日に公開した今年の「株主への手紙」で「4つの巨人」と表現する4事業のうち、保険業に続いて登場するのがアップルだ。

ポートフォリオの約半分を占めるだけに、単なる投資にとどまらない位置づけだ。

バフェット氏はアップルの配当金を念頭に置いた上で、「アップルの利益のうち我々の『取り分』は56億ドル(約6500億円)という途方もない額だ」としている。

集中投資に伴うリスクはあるが、バフェット氏は同社への投資に満足しているようだ。足元で株価は軟調だが、売却に動く可能性は低そうだ。

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事への投資

一方、時価総額上位15社のうち2社が1年前から入れ替わった。

米医薬大手のアッヴィとメルクが消えた一方、三菱商事と三井物産が登場した。

伊藤忠商事の持ち株比率は5.6%と20年末から0.5ポイント上昇した。

日本の商社株の買い増しについて「株主への手紙」で言及はない。

ただ、その資金としてバークシャーは円建て社債を発行しているようだ。1月には1285億円の円建て社債が起債された。

商社株は米利上げ懸念やウクライナ危機で揺れる日本の株式市場でも堅調だが、背景としてバフェット氏の買いを指摘する声がある。

商社、ゲーム、デジタル銀など新顔にも積極投資

様々な商材を扱い、投資事業も手掛ける日本の総合商社は他国にはない独特な業態で、その分かりにくさから割安に放置されてきた。

だが、その複雑な事業構造は、アメーバのように環境に併せて変化できるという強みでもある。

資産運用アドバイザーの尾藤峰男氏は、「長期的に安定成長できる割安な銘柄としてバフェット氏は日本の商社株に目をつけた」と指摘する。

「割安な老舗企業への長期投資」という、バフェット氏のイメージから離れた銘柄もポートフォリオに登場した。

米ゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードや、ブラジルのデジタル銀行、ヌー・ホールディングスはその代表格だ。

低成長、財務余力が乏しい銘柄は見切る

半面、成長が見込みにくくなったり、財務余力が乏しくなったりした銘柄に対して、バフェット氏は見切りを付けている。

典型が米医薬大手のメルクだ。

20年夏に買い始めたが、21年末までには全て売却した。医薬関連ではアッヴィやブリストル・マイヤーズスクイブも持ち高を減らしている。

バークシャー副会長のチャーリー・マンガー氏はこの背景として「新薬の開発状況を我々が把握することは難しい」と説明している。

長年保有していた米金融大手、ウェルス・ファーゴもほぼ全株売却した。同社の不正営業問題をバフェット氏が懸念した可能性のほか、「財務的に他の金融大手より脆弱なことを嫌気したのではないか」(独立系ファンドマネジャーの石原順氏)との指摘もある。

手持ちのキャッシュ、過去最高水準に

もう一つ注目されるのが、保有現預金の増加だ。21年末では、現金と米国債への短期投資を合わせた手持ちキャッシュは1438億ドルと、過去最高水準にまで積み上がった。

21年の「株主への手紙」では、「(新しいことは)ほとんどしなかった」とバフェット氏は振り返っている。

株式をはじめとした様々な資産のバリュエーションが切り上がった結果、「魅力的なものはほとんど見当たらなくなっている」からだ。

緩和相場の中で動くに動けなかった姿が浮かび上がる。

自社株買いを進める

その中でバフェット氏は、自社株買いの拡充を進めた。21年では約270億ドルもの自社株買いを実施。

今年に入ってからは、2月23日時点で12億ドルの自社株買いを行った。

バフェット氏は21年の「株主への手紙」で、自社株買いは「価値創造への最後の道」と説明した。

かつてバフェット氏は自社株買いに消極的だったが、18年以降は継続的な自社株買いを行っている。バークシャー株が割安であるという認識も、その増加につながっているようだ。

もっとも、他に有力な投資先があるなら、漫然と自社株買いを続けるのは理にかなわない。

バフェット氏はいつ豊富な手持ちキャッシュを生かして、本格的に「攻め」へと動くのか。

ヒントとなる一文が今回の「株主への手紙」にある。「過去には重いキャッシュポジションに耐えたことがある。このような時期は楽しくはないが、しかし決して永続的ではない」。バフェット氏はこう強調した。

利上げ局面で割安になった優良企業を探す

相場環境は激変しつつある。20年のコロナ・ショックから続いた緩和局面は終わりを告げ、米連邦準備理事会(FRB)は3月15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに動く予定。

バフェット氏も「(バリュエーションにおいて)金利は常に重要である」と「株主への手紙」で記している。

「利上げ局面の中で本質的価値より安くなった優良企業が増えるならば、その際には豊富な現預金を投入するだろう」

どうなる「バフェット後」のバークシャー

バークシャー・ハザウェイが先ごろ発表した2021年の年次報告書の「手紙」が株主の間で話題になっている。

ウォーレン・バフェット氏が毎年つづる「株主への手紙」のことではない。初めて登場した「グレッグ・アベルの手紙」だ。

バフェット氏の手紙はオマハの賢人の投資哲学を学ぶ機会として、株主は毎年心待ちにしている。インターネットが普及する前には株主に郵送される年次報告書を通じてしか、この手紙を見ることはできなかった。当時、手紙を読みたい一心でバークシャー株を一株だけ購入するような株主もいた。

アベル氏はバークシャーの非保険部門の副会長を務め、バフェット氏自らが後継者と公言している。

今回、後継者のアベル氏に「第2」の手紙を書かせたバフェット氏の意図は何か。

株主への手紙をいずれ書くことになるバークシャーのトップとしての予行演習をさせ、「スムーズな継承を狙った」(株主のロバート・ジョンソン氏)とみる向きが多い。

手紙の内容はエネルギー会社のバークシャー・ハザウェイ・エナジー(BHE)と鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNSF)という傘下の二大企業のESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みに照準を定めた。

両社を合わせた2021年の純利益は100億ドル(約1兆1600億円)とバークシャー全体の約10%を占める。

後継はエネルギー通のアベル氏

この2~3年、バークシャーの株主総会ではアクティビスト(物言う株主)からESG対策を強化すべきだとの圧力が強まっていた。

アベル氏が経営を引き継いだ時に試練になるとみられているのが、この圧力だ。

今からESGの取り組みについて情報開示をしておくことが重要とみたバフェット氏の「子を思う親」の心遣いも手紙を書かせた意図の1つと思われる。

BHEは石炭火力発電所の閉鎖を進めながら風力やソーラーなどの再生エネルギー事業の開発に積極的だ。

温暖化ガス排出量は両社ともに21年には基準値から2桁の減少率を達成し、さらにBHEは30年までに基準値から50%、BNSFは30%の削減を目指しているという。

カナダ出身のアベル氏はカリフォルニア州のエネルギー会社に1992年に入社した後、その会社がアイオワ州のミッドアメリカン・エナジーと合併、さらにバークシャーがその会社を99年に買収して現在に至る。

エネルギー業界のベテランで、地方紙は友人の言葉として「複雑な物事をものすごいスピードで理解する、こんな頭脳明晰(めいせき)な人を見たことがない」と評している。

チーム制で脱カリスマも

バフェット氏が白羽の矢を立てた人物はバークシャーを率いる能力を有しているのは間違いない。

ただ、正確にいえば、後継者はアベル氏1人ではない。

実は「バフェット後」の経営体制はチーム制だ。

すでに保険部門には副会長のアジット・ジェイン氏、投資部門にはトッド・コームズ氏とテッド・ウェシュラー氏を運用責任者として配置した。

ジェイン氏はアベル氏に次ぐ最高経営責任者(CEO)の後継者候補で、投資部門の2人はバフェット氏が投資銘柄の選別の多くを任せ始めている。

それは米投資業界全体の傾向といえる。ジョージ・ソロス、ピーター・リンチ、ビル・ミラー、ビル・グロス、マーク・モビアス――。かつて市場に君臨したカリスマ投資家は90年代をピークに影を潜め、業界はチーム制で運用するのが定番となった。

ただ、どんなに優秀なチームでも、バフェット氏個人のカリスマ性を継承することはできない。

3年ぶりに対面で開かれる4月末の年次株主総会で、新体制についてどのようなやり取りが交わされるかも要注目だ。

所見

バフェット氏は、アップルに46%を投資。目利きへの自信が伺える。

日本の商社へも2%投資、そして商社の足元は株価は上がっている。さすがだ。

バークシャー・ハザウェイのポートフォリオを常にパクれば、とてつもない運用成績を出せるのではないか。

ABOUT ME
メガバンク太郎
とあるメガバンクで働く16年目の中堅行員です。30年目(51歳)では別会社に出向(給料激減)する運命の業界、それまでにFIRE※出来ないか真剣に考えるようになりました。 妻、子供5人の大家族で生活費もかさむ中、少しでも収入を増やすための「自己成長」、無駄遣いをしない「倹約」、お金を増やす「資産運用」の3つの軸で自らを律する為にブログを始めます。 ご覧になった方へ少しでも有益な情報にするためにも、精一杯がんばります。 ※Financial Independence, Retire Early=「経済的自立と早期リタイア」
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