太郎
おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊
冬のボーナス、コロナ禍からの回復で、全体は少し増加。
しんどい業種は引き続き減少、コロナは中間層も二極化させている🤔
15日、2021年冬のボーナス調査(12月1日時点)をまとめた。
1人あたり支給額(加重平均)は前年比0.77%増の76万565円と、3年ぶりに前年を上回った。
けん引したのは、新型コロナウイルス禍から業績が改善している製造業だ。ただ需要回復が遅れる運輸など非製造業の支給額はなお低く、コロナ前の19年まで5年続いた80万円台には届かなかった。
上場企業を中心に、20年と比較可能な508社の数字をまとめた。
製造業など、経済正常化に伴う複数業種で増加
製造業は1.63%増と3年ぶりに前年を上回った。電機が8.94%増の96万5722円。
デジタル化の恩恵を受ける電子部品などが好調で、半導体製造装置大手東京エレクトロンの21年4~9月期の連結営業利益は過去最高を更新し、冬のボーナスは24.76%増の290万49円だった。
経済正常化に伴う素材需要の回復を受け繊維は13.53%増と製造業で増加率が最も大きく、支給額は77万9327円だった。
東洋紡は77万1560円と、15.70%増えた。工業用フィルムや新型コロナウイルスのPCR検査試薬の販売が伸びた。
21年4~9月期の営業利益が過去最高となり、ボーナスの支給額を押し上げた。
外出規制の影響を受けた業種は減少
一方、外出規制の影響を受けたサービス企業が多い非製造業は1.76%減と2年連続で前年を下回った。
鉄道・バスが11.85%減の55万9348円と落ち込んだ。
JR東日本は10.64%減の66万1600円。夏季と合わせた21年度合計の支給月数が4.0カ月分と、1987年の民営化後で過去最低だ。
空運でも全日本空輸が夏季に続き冬季ボーナスもゼロとなるなど、非製造業で厳しい業種が目立った。
コロナ影響業種も回復の兆し
ただコロナの影響を大きく受けた業種でも回復の兆しは出ている。
外食・その他サービスは13.25%増の52万6740円。吉野家ホールディングスの支給額が67万8801円と前年の2.65倍になるなど、業績が急落した20年のような「最悪期」は脱しつつある。
調査で今回のボーナス支給額に新型コロナウイルスの影響があったかを聞いたところ「マイナスの影響があった」は42.3%、「プラスの影響があった」は7.3%、「影響はなかった」は50.4%だった。
年末年始の需要期に向けて小売りなどで人手不足の状況も出始めている。
パーソル総合研究所の小林祐児・上席主任研究員は「非製造業のボーナス支給増も今後は期待できるのではないか」と指摘している。
所見
コロナ禍からの回復で製造業などが増加し、デジタル化の恩恵で半導体関係は特に上がっている。
一方、鉄道・バスは引き続き相当しんどい状況。これが数年続くようであれば、住宅ローンを返済できないような人も増える。
サラリーマンの生き残り方法として、転職も検討する必要があると感じる。
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