銀行員奮闘記
51歳までにFIREするぞ❗️❗️
今日のネタ

三菱UFJ、アメリカのリテール分野を見切り❗️❗️

メガバンク太郎

おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊

低金利で銀行はコストカットするしかない、

アメリカでのリストラは5年後の日本でも起きるのか🤔

MUFGユニオンバンクの個人・中小企業部門の売却発表

三菱UFJフィナンシャルグループは9/21、傘下の米地銀のMUFGユニオンバンクの中小企業・個人向け部門を米最大手地銀のUSバンコープに売却すると発表した。

ユニオンバンクは個人向けから法人融資、富裕層向け業務など銀行の基本機能を網羅し、長年アメリカ事業の中核だった。今回、大企業向け部門は売却しない。

対価として受け取る現金とUSバンコープ株を合わせて8,800億円規模になる。

なぜ、個人・中小企業部門を売却するのか。

アメリカでも低金利が進み、収益が低下する中で、マネーロンダリング対策などの規制対策コストが増し費用対効果が悪くなっていた。店舗を持たない他のデジタルバンクとの競争も激しくなっていた。

MUFGは2008年のリーマンショック時に米モルガン・スタンレーに90億ドル(約1兆円)出資した。モルガン・スタンレーはその後好調で、出資額の全額を10年間で回収し、その後もMUFGの純利益の4割を稼ぐなど大きく貢献している。そのモルガンとの提携と比べてユニオンバンクは協業の効果が見出せなくなっていた。個人預金を集めるため、ネット経由の預金サービスを2017年に開始、軽量型店舗を西海岸などに展開したが、人件費がかさみ2020年に廃止した。

米での投資・事業はモルガンに集中するという選択肢をとった格好となった。

低金利の長期化で預貸の利ざやで稼ぐ従来型の銀行ビジネスモデルは収益が上がらなくなっている、今回ユニオンバンクのリテール分野を切り出すのは、日米問わず伝統的な商業銀行モデルでは稼げなくなっていることを表している。

三菱UFJ銀行は2024年までに店舗網を縮小し、その上で5割にあたる約160店舗を大幅に業務を絞った軽量店舗などに変え、デジタル化を進めるとともに運営コストを引き下げる。

所見

金利が下がると伝統的な銀行ビジネスモデルは成り立たない。アメリカでは「売却」の選択肢を取ったが、日本国内でも同時に縮小している。

一方、銀行はリテール・中小企業分野のため大量採用をしてきた。私もその1人である。

アメリカは10年後の日本と言われるが、10年後に現在の金利環境などが変わらなければ、これまで以上に事業縮小する可能性がある。アメリカと違い、日本は簡単に雇用形態を変えられない風潮があるが、そのような規制も同時に変わっていく可能性もある。(簡単にクビにできる日も来るかもしれない)

それまでにスキルを身につける、どこで働いても通用する能力を持たなければ、、、

ABOUT ME
メガバンク太郎
とあるメガバンクで働く16年目の中堅行員です。30年目(51歳)では別会社に出向(給料激減)する運命の業界、それまでにFIRE※出来ないか真剣に考えるようになりました。 妻、子供5人の大家族で生活費もかさむ中、少しでも収入を増やすための「自己成長」、無駄遣いをしない「倹約」、お金を増やす「資産運用」の3つの軸で自らを律する為にブログを始めます。 ご覧になった方へ少しでも有益な情報にするためにも、精一杯がんばります。 ※Financial Independence, Retire Early=「経済的自立と早期リタイア」
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