銀行員奮闘記
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今日のネタ

三菱UFJモルガン、富裕層にプロ向け商品を小口化し販売‼️

メガバンク
太郎

おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊

金融商品の多様化が加速しています。

本来、プロしか投資できない未公開株に富裕層個人が参入できそうです🤔

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はプロ投資家向けの金融商品を小口化して富裕層に販売する。

三菱UFJ信託銀行と連携し、これまで大口の機関投資家に限られてきた未公開株ファンドなどに小口投資できる手法を開発した。

富裕層にプロ向け商品

第1弾では75の投資家から110億円を集めた。

預金に眠る富裕層マネーの活性化につなげる。

金融商品取引法は銀行や保険会社を適格機関投資家(プロ投資家)と定め、一般から広く資金を集める場合より緩い規制で出資金を募れる。適格投資家が1人出資していれば、それ以外の個人投資家ら49人から出資を募ることができる特例措置があるものの、ファンド運営会社にとっては小口の投資家を管理する負担は大きい。

ファンド運営会社が投資家を選ぶことも多かった。

このためプロ向け商品は1口数十億円の出資が可能な適格投資家が主な資金の出し手となってきた。

三菱UFJモルガンは富裕層ら投資家から集めた資金を三菱UFJ信託が組成する私募ファンドに集約し、そこからプロ向け商品に投資する手法を開発した。

私募ファンドはドル・円建てと配当あり・なしの4種類を組成し、1つのファンドで個人投資家ら49人まで出資を募れる。

適格投資家に該当しない独立行政法人や未上場企業のほか、富裕層などの個人投資家が1口1億円から投資できる。

未公開株ファンドなど

三菱UFJモルガンは投資家への勧誘や、運用成績などの情報説明を担当。

私募ファンドの管理・運用は三菱UFJ信託子会社が担う。

プロ向け商品を手掛ける海外のプライベートエクイティ(PE=企業買収)ファンドや資産運用大手から見た投資家は三菱UFJ信託が組成する私募ファンドになり、小口の投資家を管理する手間を省ける。

制度上は従来も同様の手法は可能だったが、プロ向け商品は運用期間が10年程度と長いため、流動性が低いことから投資家を集めることが難しかった。

三菱UFJモルガンは昨年8月に国内有数のプライベートバンクとして知られてきた三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券を合流させており、厚い富裕層の顧客基盤を持っていることで可能となった。

この手法を使った第1弾として米資産運用大手ブラックロックが運用する新興国の再生可能エネルギー関連のインフラファンドへの出資金を、学校法人や富裕層ら75の投資家から約110億円集めた。

このファンドは国際協力銀行のほか、ドイツ、フランスの政府系機関が出資する官民ファンドで、第一生命保険が55億円出資している。

三菱UFJモルガンのプロダクトコンサルティング室の前川直大室長は「ESG(環境・社会・企業統治)投資先を探す事業法人や未上場企業からの引き合いが強かった。

官民ファンドでグリーンウオッシング(気候変動対策に熱心なふりをする)のリスクが低く、確実性が高い点が評価された」と話す。今後は未公開株に投資するファンドに小口投資できる商品も用意する。

滞留する円預金

日銀の資金循環統計によると国内の預金量は6月末時点で1660兆円。

超低金利に伴う運用難で資金が預金に滞留している。投資機会を広げることで銀行にとって重荷である預金から投資に資金シフトさせる効果も期待できる。

所見

日本でも資産運用が当たり前の時代になり、公開されている商品は適正価格になっている、ある意味、投資妙味は薄れつつある。

そこでプロしか買えない未公開株なども個人が買えるようになった。リスクはあるが、リターンも大きい。これで動ける富裕層はさらに資産を増やすだろう。

ただ、販売側がしっかり説明できるかも重要。

本業で厳しいMUFGもこれで少しは巻き返せるか。本業の決算についてはこちら

ABOUT ME
メガバンク太郎
とあるメガバンクで働く16年目の中堅行員です。30年目(51歳)では別会社に出向(給料激減)する運命の業界、それまでにFIRE※出来ないか真剣に考えるようになりました。 妻、子供5人の大家族で生活費もかさむ中、少しでも収入を増やすための「自己成長」、無駄遣いをしない「倹約」、お金を増やす「資産運用」の3つの軸で自らを律する為にブログを始めます。 ご覧になった方へ少しでも有益な情報にするためにも、精一杯がんばります。 ※Financial Independence, Retire Early=「経済的自立と早期リタイア」
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