れいわ新選組は15日、参院選公約を発表した。
物価対策『消費税廃止』『ガソリン税ゼロ』『10万円支給』
物価高対策を強調し「消費税廃止」「ガソリン税ゼロ」「季節ごとの一律10万円支給」を3本柱に据えた。
期間はガソリン税が価格安定、10万円支給は物価上昇が収まるまでとした。脱原発の立場から原発の「即時禁止」を訴えた。
25年で失われた需要を取り戻す
山本太郎代表は国会内で記者会見し
「国を守るなら一人一人の生活を守るのが政治の使命だ。生活の底上げをサポートし、25年で失われた需要を取り戻す」と力説した。
公約では社会保険料の負担引き下げや大学院までの教育無償化を明記した。
所得制限をなくし、全ての子どもに月3万円の児童手当を給付すると盛り込んだ。
家賃補助制度の創設や介護、保育従事者の月給10万円増額も掲げた。最低賃金は全国一律1500円に引き上げるため、中小零細企業に「国が補償」すると記した。
核兵器禁止条約を批准する
専守防衛と徹底した平和外交で周辺諸国との信頼醸成を強化するほか、国連憲章を理由に
「敵基地攻撃能力や核配備など重武装は不可能だ」と指摘し、核兵器禁止条約を批准すると主張した。
2050年の(温暖化ガス排出量を実質ゼロにする)カーボンニュートラル達成のため、大胆な自然エネルギーの普及を目指すと提唱した。
所見
『消費税廃止』『ガソリン税ゼロ』『10万円支給』、ばら撒きに見えるが、
これくらいやらないと、25年で失われた需要は取り戻せない。
財政健全化などに中途半端に取り組むと、ジリ貧が続くだけ。
れいわ新撰組は、
少子化や経常赤字国転落など、日本をボロボロにした自民党より随分良く見える。