太郎
おはようございます❗️
あと15年でFIREを目指す、企業戦士のメガバンク太郎と申します😊
コロナ禍の金融緩和のどさくさに紛れて、企業は多額の資金調達をした🤔
増資や新規株式公開(IPO)による企業の資本調達額が2021年に1・24兆ドル(約140兆円)を超え過去最高となった。
金融緩和を背景とした株高の環境を生かし、成長分野にマネーを投じたほか新型コロナウイルス禍で傷んだ財務の立て直しを進めた。
米国で利上げが見込まれる22年は一転、曲がり角を迎える可能性がある。
過去最高(2022年)より2割増
金融情報会社リフィニティブによると、株式発行による調達は21年12月15日までに1兆2487億ドルとなり、過去最高だった20年から2割増えた。
米国で5%増の3742億ドルと過去最高となり、欧州は3割増の2583億ドルだった。中国も4%増の3029億ドルと過去最高となった。
成長事業の大型調達
目立つのが成長が期待できる事業を手掛ける企業による多額の資金調達だ。
新興電気自動車(EV)の米リヴィアン・オートモーティブは21年のIPOで最大となった約137億ドルを確保した。
上場企業ではオーストラリアの医薬品大手CSLが約50億ドル、水ビジネス最大手で同業2位の買収を決めた仏ヴェオリアが約29億ドル調達した。
社債も過去2番目の大きさ
社債の発行による資金調達も活発だった。
世界で21年の発行額は12月20日までに5兆1892億ドルとなった。
過去最高の20年と比べると5%減ったものの過去2番目の大きさだ。
金融緩和による低金利環境を生かして、好条件の社債に借り換える動きが多かった。
所見
調達した資金が成長すべき分野へ投資されれば、コロナのピンチをチャンスに変えたことになる。
2022年はアメリカの利上げもあり、資金調達は難しくなるが、成長が成長を呼ぶ良い回転になってほしい。