ようやく、コロナ対応について他国の平仄に合わせようとしている。
外国人は、3割も安く買える日本へ旅行に行きたいはず。このチャンスを逃さないでほしい。
入国者数上限撤廃、個人旅行の解禁
木原誠二官房副長官は11日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスの水際対策を巡り今秋中にもさらなる緩和を検討する考えを表明した。
1日あたりの入国者数の上限撤廃や個人旅行の解禁、短期滞在での査証(ビザ)取得免除について「そう遠からずやらなければいけない」と述べた。
これらの緩和策について「これからしっかり検討する。一体的に見直していく」と強調した。
「日本は味覚の秋で紅葉や雪もある。秋、冬に魅力がある」と語り、秋の行楽シーズンに間に合わせて観光需要につなげる方針を示した。
足元の円安に触れ、インバウンド(訪日観光客)の受け入れ拡大は経済活性化に「最も効く」と説明した。
ほかの主要国と比較し「世界が交流を再開しているから日本も後れをとってはならない」と指摘した。
政府は7日、入国者数の上限を従来の1日2万人から同5万人に増やした。出国前72時間以内の検査による陰性証明書を条件付きで不要にし、団体ツアーを添乗員なしでも認めた。
木原氏は「これで事足りているかといえば足りていないと言っていい」と語った。